○エゴマを油にする
 エゴマから油を取り出すには現在のところ搾油機を用いるのが現実的です。搾油の方法には「生しぼり」または低温しぼり(コールド・プレス)と「焙煎しぼり」または高温しぼりがあります。

生しぼりと焙煎しぼりの違い
生しぼりは原料の洗浄・乾燥および搾油過程で種や油の温度を40度以下にして搾油する方法です。一方、焙煎しぼりは種を200℃前後の釜で15分前後煎って種の温度を120〜150℃まで上げてから搾油する方法です。酸化の程度は焙煎の方が早いです。生しぼりの賞味期限は4〜6ヶ月ですが、焙煎しぼりは2〜3ヶ月と半分になります。しかし、エゴマ油を薄く伸ばして唇や手に塗る場合、どちらもすぐ(10分以内)に乾きます。生しぼりと焙煎しぼりのもう一つの違いは香りです。生しぼりはわずかにシソに似た香りがしますが無臭に近いです。一方、焙煎しぼりの油はごま油に似た強い香りがします。ただ焙煎油が酸化すると魚の油の臭いにかわりますので、注意が必要です。

エゴマ油の色について
一般に生しぼりは黄金色に、焙煎しぼりは小麦色になります。しかし、その後、精製(脱酸、脱色、脱ロウ、脱臭)されると無色無臭となります。市販のエゴマ油はその多くがこうした精製の過程を経て製品化されています。しかし精製の過程には多くの問題が含まれています。脱酸、すなわち遊離した脂肪酸を取り除く作業は、古い種やカビたり変色した種を搾油する場合必要ですが、新鮮な種を用いれば必要のない過程です。酸化した油をカロチンやクロロフィルが脱色され、固体脂部分が脱ロウされはかなりの時間を要し、熱を加えたり触媒(薬品)を持いたりしますので、それだけ鮮度が落ち酸化しやすくなるため酸化防止剤の添加が必要となります。
しかし、健康のためには精製しない、しぼりたてのエゴマ油が最適です。(エキストラバージン)場合、固体脂部分ができてやや不透明となります。

エゴマ委託搾油

 

○搾油機について
 エゴマを油にして食すること、そしてそのための搾油機も日本では戦後すたれてしましたが、韓国では独自の発達を見ました。現在全国のエゴマの会などでしぼられているエゴマ油はし 


生しぼりに適したプンジン社の搾油機

韓国プンジン社の搾油機
エゴマ焙煎機・水洗機など
搾油機の導入先


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