エゴマの乾燥法
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文・村上守行 イラスト・矢崎木綿子
| 今月のエゴマの栽培はエゴマの乾し方について書きます。エゴマを生のまま搾るためには実の水分が7%以下でないとできません。ですから生しぼりには乾燥が重要になってきます。乾燥は天日か除湿器を用いた方法をお勧めします。 天日乾燥の場合 良く洗って良く水切りしたエゴマをカンレイシャや網戸の上に薄くのばして干します。11月中なら3日天日に当てれば6%以下になります。ただし、毎回、太陽の影らないうちに袋に取り込み、太陽が照ってから再び広げて干すということを繰り返さなければなりません。12月以降は水分の蒸発が極端に少なくなってしまうので、天日に当てただけでは6%以下の水分にするのはむずかしいです。
12月から2月までは除湿器による乾燥が必要となってきます。ただし3月以降は日差しが強くなって水分の蒸発も盛んになるのでまた天日乾燥だけて大丈夫です。コツは夜間エゴマが水分を吸ってしまわないようにすることです。 除湿器乾燥は岐阜の服部圭子さんのを紹介します。 1.密閉できる部屋や、囲い、保存庫などを乾燥室として使います。例えば空いている部屋や倉庫2畳以上・米保管庫(2畳以上) 2.乾燥室の温度に注意。除湿機のヒーターの温度で、乾燥室の温度が40度以上になります。ですから温度が上がらないようにある程度の広さ(4畳以上)を確保したり、扇風機を設置して温度が上がらないように、また、エゴマの置く場所によって不均等にならないようにします。 3.厚さ3~4センチにエゴマを並べることのできる皿を用意します。洗濯網にいれても良いですが、厚くならないように量を加減します。棚があると一度に沢山乾燥できます。 4.毎日たまる水を捨て、たまらなくなったら除湿完了です。4〜5日は除湿すると十分となります。乾燥室に入れた日時を書いた紙をエゴマにいれて、5日たてば乾燥完了と判断します。6%以下に乾燥したエゴマは固くしまって弾力性がなく、食べるとカリカリします。
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| ● エゴマ種子の保管に注意 エゴマの種子は梅雨を過ぎるとカビたり虫がわいたりしますので保管には十分気を付けて下さい。保管は6〜12℃の冷蔵庫や保冷庫がお勧めです。それから保管する前に種子の水分を7%以下にするためと虫を出すために天日乾燥または除湿器乾燥をしてください。保冷設備のないひとは十分に乾燥させたあと密封の容器(例、ペットボトル)に入れ虫が入らないようにします。そして直射日光の当たらない、湿気の少ない室内に保管します。空気も抜いてしまう「ネルパック」のような袋があれば便利です。種子は高温や多湿に置くと変質したり虫がわいたりして、食用にも搾油にも種まきにも使い物とならなくなりますので注意して下さい。 |