広島県福富町のエゴマの取り組み
福富物産しゃくなげ館 館長 水脇正司
平成14年始めてエゴマ栽培に

平成14年始めてエゴマ栽培に 取り組み、当初は約50アール程度でしたがその後減反作物として国、町の指定を得て昨年16年17年とも約12ヘクタールの栽培面積となりました。16年は2つの台風直撃により、10アール当り30キロ程度と思われます。昨年は大きな被害が無いものの栽培面積の拡大と共に単位あたりの収穫量は逓減して、10アール当り約50キロ弱の収穫と考えています。生産出荷者80戸で栽培出荷された材料は17年産は2,300キロになり過去最高となっています。
当地、当館は出荷されたエゴマは1. 土壌菌、 2. 酸化を考え、搾油も実も全部焙煎します。そして一家族4人が半月で消化される量を目安に食味を配慮して、加工している事が当館の特徴かと思います。17年の実績では、16年秋に出荷されたエゴマを主として油(2,371本)、焙煎した実(3,960袋)を消費者に届けました。その他2次加工品としてエゴマ餅、玄米を40%程度入れたエゴマごパン、クッキー、エゴマドレッシング(6134本)、エゴマ豆腐、熟成されたエゴマ味噌、アイスクリーム、エゴマそばなど多くの加工品を開発しました。それらのエゴマ関連製品を合計すると全体の25%程度、年間2,000万円になります。その結果来館者は14年度45,000人が17年度83,000人と増大、その他の産 第5回エゴマサミットに出席した福富町エゴマ会の方々 物販売も押し上げ経済効果、労働市場の創生等地域に少なからぬ活性を与える事が出来たと想定されます。
エゴマは東広島市福富町の減反奨励作物ですが、いまでは地域の活性化の柱となっています。現在JA中央会女性部と提携して新製品を開発中です。今後ともこのエゴマを活かし、「安心安全」 「美味しさ」を追求し、より新しい加工品の市場を形成したいと目論んでいます。当館では薬事法を充分意識して居りますので、過激な表示はしていませんが消費者からはご主人のガン数
値が低下した、咳が出なくなった、しもやけが治った、等多くの情報が直接寄せられています。昨年エゴマの葉のお茶を開発しました。大腸菌、その他の菌の残留を検査しましたが大腸菌は当初陽性でしたが、再検査の結果陰性でした。葉そのものは殺菌性が在るものの季節により最終加工工程での人体から付着する可能性があることが判明しました。又搾油機に付着した残留油を充分除去しておかないと酸化した油を混入する事になるので搾油する部屋の環境と伴に細心の注意を払いより安全性を求めて加工する必要があると考えています。
今後の課題は1. 栽培農家の高齢化対策2. 需給の見極めによる調整3. より品質の向上、収穫方法の改善等、多くの問題と不安が有りますが東広島市の代表特産品として今後とも関係者で頑張っていきたいと思います。なお福富町は平成16年2月広域合併により広島県東広島市となりました。
お知らせ
● エゴマサミットのビデオ・DVDができました。
第7回全国エゴマサミットin宮城・丸森町のビデオ ・DVDの編集が出来上がりました。総集編(大会2日間のダイジェスト)と講演編(奥山治美先生と近藤嘉和先生の講演)に分かれます。値段は
1.総集編(2時間) 6000円
2.講演編(2時間) 6000円
3.総集編・講演編セット 11000円 ビデオ、DVDとも同一価格です。
申込み、お問い合わせは丸森町じゅうねん研究会事務局
(佐藤岩雄、 TEL・FAX 0224-72-2446)まで。